災害発生時の誘導標識
いつ何時どのような災害に巻き込まれてしまうか、ということを予測することは不可能に近くても、そんな事態に陥ってしまった際の準備をすることは可能です。
火災発生時の懸念
火災発生時、尊い命が奪われてしまう原因として「逃げ遅れ」が多いという事実があります。
火災に直面すると、人は予想をはるかに超えるパニック状態に陥ってしまいます。
たとえば職場ビルなどの大きな建物では、煙の充満に加えて防火扉やスプリンクラーの作動などで、視界が非常に悪くなってしまったり、進路を見失ってしまうことも考えられます。
特にショッピングセンターなど自宅以外の場所では、通路や階段を把握していない分、進行方向などの冷静な判断が困難になってしまいます。
煙の恐怖
火災で一番怖い煙は、燃焼による二酸化炭素と高熱で、とても有害なものとなって襲い掛かってきます。
吸引してしまうことで思考能力や判断が鈍るだけではなく、やがて身体の機能が停止し、中毒症状や呼吸困難を引き起こします。
避難方法
煙は空気より軽いため上昇する傾向があり、天井にぶつかると横方向に広がっていきます。
それを考慮した上での基本的な避難方法としては、できるだけ低い姿勢をとり、床面に残った空気を口で吸い、鼻で吐く呼吸を続けながら避難口(出口)まで進みます。
視界が悪く方向感覚が分からない時は、壁を頼りに進むと良いでしょう。
誘導標識の活躍
火災が発生してしまった際、指揮する立場にいる人の役割は、慌てず焦らず、安全かつスムーズに避難口へ誘導することです。
しかし、緊迫した状況の中、人的誘導だけで不特定多数の人を安全かつスムーズに避難口へ誘導するのは、とても大変であるということは容易に想像がつくことでしょう。
そこで活躍してくれるのが、視覚的な効果がある誘導標識なのです。
当サイトでは、安全標識や誘導標識などを専門に販売しています。
万が一、火災などが起こってしまった際の避難誘導のためにも是非備えておきたい蓄光式の誘導標識なども、豊富な種類でご用意しています。